お店からの貰うお給料のことを、税金の世界では「報酬」というのよ。
あなたがもらう報酬にたいして、法律では、一定金額の税金をあらかじめ差し引いて支払いなさい、と決めているわ。

お店は、税金をあなたに代わって、毎月、税務署におさめる仕組みになってるの。
差し引かれる税金のことを、源泉徴収所得税(ゲンセンチョウシュウショトクゼイ)と呼ぶのね!

あなたは、給料明細書や支払調書などで、源泉所得税を把握することができます。
自分自身の身を守るためにも必ず保存しておくべきです。

ゲンセンチョウシュウの金額を知りたいのか?じつは職種によって分かれるのじゃが、
ホステスさんへの支払いでいうと、まず報酬から「5,000円×その月の日数」が差し引かれる。
そして、残りの金額に10.21%をかける。かけ算じゃぞ。
この10.21%分こそがゲンセンチョウシュウの金額じゃ。

たとえ話をしてみようか。
あるホステスさんが、1日当たり2万円の報酬をもらっているとしよう。
1月1日から1月31日(その月の日数、1月であれば31日)までに20日間、働いたとする。
このときホステスさんの報酬は…

そう40万円もらえるはずじゃな!
しかしじゃ、ゲンセンチョウシュウを計算しなければならん。
まず「5,000円×月の日数」じゃから、5000円×31日=15万5,000円じゃな。これを報酬から引くと…
40万円-15万5,000円=24万5,000円

そして、この金額に、10.21%をかけ算するんじゃったな。
24万5,000円×10.21%=2万5,014円

ふう、ようやく計算できたぞい。
40万円かせいだホステスさんが、その月にはらうゲンセンチョウシュウは、2万5,014円じゃな。

たとえ話のような計算をされているお店は、私の経験からは多くはありません。一律10%引き去っているケースや何も引いていないケースも見受けますので、引き去られているケースは、必ずお店から貰った明細を保管しておいてください。それが無いと確定申告でそれが納める税金から引けないケースがあります。

今まで申告をされていない場合、国や市などはあなたには収入が無いものと認識して、母子家庭に認められている様々な特典を受けているケースがあると思います。
児童手当、児童扶養手当、児童育成手当、特別児童扶養手当、遺族年金、母子家庭の住宅手当、生活保護など。
女手一つで子育てをすることは大変なことです。ただです、そもそも収入が無いものとしていたこと自体が不正な行為とされます。マイナンバーなどで収入が把握された場合、手当の返還も求められます。このようなケースでも正しく申告することが結果的には最善ではないでしょうか。税金のこと、おひとりで悩まずどうぞご相談ください。

親御さんの扶養に入っているひとが、確定申告をすると、その扶養からはずれることがあります。その場合、健康保険料を支払うよう求められることになるでしょう。健康保険料の負担をきらって申告をしていない方も多く見受けられます。

しかし、マイナンバーによる国や市のつながりが本格的になると、このような場合も不正状態として、無申告を指摘されていくことになるかもしれません。

そんなあなたには、正しく申告することをおすすめいたします。